素敵だと思ったことには素直に関心を向けるべきです。遠すぎてはっきり見えない時には近付いて行って確認してみましょう。輝いて見えるものにも「あれ、何だろう?」と関心を示し近付いてみましょう。なぜ輝いて見えたのかを確認するのです。

「こと」とか「もの」と書きましたが、それが「人」であっても同様です。こんなことを書きますと、「片っ端から関心を持つなんて何だか気が引ける」と感じた人もいたことでしょう。

どうぞご心配なく。不要なものは順番に色褪せあなたの視界から消え去って行きます。色褪せて行くものは容赦なく没にして大丈夫です。最後まで変わることなく輝き続けるものが一体何なのかを見極めてください。

冒頭で素敵だと思ったことには素直に関心を向けるべきだと書いたのは、最近素敵だと感じても、反射的に自分の気持ちをグッと抑え、何も無かったことにてしまうケースが増えているからです。それでは自分に正直に生きているとは言えません。

どうしてこんなに素敵だと感じたのだろう?どうしてキラキラと輝いて見えたのかな?と自分の心に起こった変化の原因を実際に身を持って確認してみることも大切です。「なんだそうだったのか」と納得の場合もあれば、場合によっては意外な原因に気付きハッと目が覚めることもあるでしょう。

いずれにせよ、自分の感性の働きをアクティブに活性化することで、それまで眠っていた行動エネルギーを無理なく元気に始動させることが出来るのです。