ためらいが起こり、なかなか行動に踏み切れないでいる人の姿を感じます。そういう人を見て、本人に行動する気が無いのなら止めておけばいいじゃないかと思う人もいることでしょう。

私もその通りだと思いますが、ためらいが起こり行動に踏み切れないでいる人にひと言だけアドバイスをするとしたなら、もし行動することを止めたなら、きっと後になって後悔するだろうと思う場合は、傷だらけになることを覚悟の上で、ぜひ勇気を出して行動することをおすすめします。

やるだけやってダメだったなら諦めもつくが、行動をためらい何もしなかったなら、「ああ、あの時ダメ元覚悟でやっておけばなぁ」と、悔しさとじれったさを生涯抱き続けなければならないのです。

それは人生を左右するような大きなことばかりではありません。好きだったあの人に、あの時、正直に自分の気持ちをはっきりと言葉で伝えておくべきだったというようなことも同様なんです。時が過ぎ去り何年も経ってから、居たたまれないような残念な思いが心から消えることなく残っていることがありますからね。

やる気が無いのならきっぱりと止めてしまったほうがいい。しかしここでやめてしまったなら後になって悔いが残るに違いないと判断したなら、ためらっている場合ではありません。結果が出るまで徹底してトライしたほうがいいのです。