何かと出くわす機会があり、心の中にときめきや情熱を感じた時、みなさんはどうしますか?なりふり構わず駆け寄っていきますか?それとも「今いくらときめいたとしても、そんな思いはいつまでも続かないんだ。ふん、バカらしい。最初から何も感じなかったことにしておこう」と自分の心に蓋をしてしまうでしょうか?

物事は移ろいます。自分の心だって変化していって当然。あんなに大好きだった食べ物が最近は全く食べたいとは思わないという経験もあるかと思います。人に対する思いも移ろいます。寝ても覚めても心から消えることの無かったあの人のことが、今ではただの煩わしい存在でしかないと気持ちが大きく変化した人もいることでしょう。

だったら最初から心を抑え気味にして、見て見ぬふりをしてでも何もしない方がよかったのでしょうか?いいえ、例え短い期間であっても自分の心が熱くときめいたなら、その事実はしっかりと認めるべきです。

ペットを飼いたいが、いずれペットが死んでお別れしなきゃならない日が来るのが辛いから飼わないという人が居ます。気持ちは分かる気がします。いくら美しい生け花を買ってもしばらくしたらすぐに枯れてしまうから花は飾らないという人もいるかもしれない。

でも人の命だって終わりがあるんです。せっかく自分の与えられた一度きりの人生。輝けるうちは輝いて生きて行くのがいいと思いませんか?もしも大好きなった人との愛が短い期間でお終いになったとしても、その短い期間を思い残すことが無いほどに完全燃焼してみてはどうでしょう。

興味を持ち、寝る時間も惜しんで取り組むことの出来る大好きなテーマに出合えた人は幸せです。いつかは心が冷めて止めてしまうことになるかもしれないけど、本気で取り組めるうちは情熱を持って全力投球すべきです。

私は40歳くらいの時、気のエネルギーに興味を持ちました。何もわからないし、何も出来なかったけど「何だか面白そう!」と心惹かれたんです。心惹かれるままに全力で打ち込み今だ飽きることなくその情熱は継続しています。これは「気の世界」が想像をはるかに超えるほど奥深過ぎて飽きてしまう暇など全くなかったからです。

もし飽きてしまって短い期間で気持ちが冷めた時はそれでいいのではありませんか?心がときめいている時が幸せの時なんです。短い期間だったけど楽しかったと受け止めることが出来たなら100点!ときめきが起こるのはチャンスの時なんだと全力でアプローチしてみるべきです。

とは言え、場合によっては心を押さえ体験しない選択をする時もあるでしょう。でも常に心を押さえ体験しない生き方ばかりを積み重ねて過ごしたなら、生きていて少しも楽しくないはずです。私たちが生まれてきたのは体験しない選択をする為ではなく、成功や失敗に関わらず様々なことを体験する為なのです。



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