赤く輝く星が大地から天空に向けて勢いよく昇り行くのを少し離れた場所から見ている一人の人の姿を感じます。すごい変化とパワフルな現象が身近で起こっているんだけど、なぜかこの人はこの人は「ふーん、どうでもいい」という感じで無関心なんです。

ちょっと意外な気がしましたが、すぐに「そうか、これでいいんだ」と思い直しました。価値観は人それぞれ。どんなに周りのみんなが揃って指さしてヒートアップしていたって、自分には何の関心も無いのなら、無理に合わせる必要は無いのです。

「こういうふうに振舞いこう生きれば出世できるし、収入も増えて、もっといい暮らしが出来るよ」と人から背中を押され勧められ、その気になってテンションの上がる人もいるだろうけど、そんなことには興味が湧かず、自分の熱い思いは全く別の方向に向かっているという人だっているのです。

どちらが正しいかなんてありません。自分に正直に生きることが正しいのです。正しいと信じて歩んでいる内に何だか違うぞと気づいたなら、そこで生き方を変えたらいいじゃないですか。無駄な遠回りなんかじゃなくて、自らの体験によって本当の自分の価値観に気づく価値ある人生だったのです。