焼けて熱くなった小石をうっかりと誤って握ってしまった時は、誰もが迷うことなく「熱っ!!!」と叫んで投げ捨てます。大切な考え事をしている時だから、今はもう少し辛抱して後で投げ捨てようなどとはなりません。みんなが見ている前で恥ずかしいから、大声で叫んで投げ捨てるなんてことは止めて辛抱しようと考える人もいません。

誤って焼けた石を握ってしまったなら、いかなる状況に居ようとも直ちに焼石を投げ捨て手から放すことが最優先事項であり鉄則です。すぐに投げ捨てたなら最小限のダメージで回避できるが、それを怠ったなら致命傷を受けてしまうからです。

焼けて熱くなった小石のように形のあるものなら誰もが迷わずに投げ捨てるんだけど、出来事であるとか人間関係だとか、心に抱く不快な感情に関してはギュッと握りしめたまま手放さないことが多いのです。

「こんな程度で手放してなるものか」と辛いことや苦しいことを自分の限界を超えてまで抱え続けて辛抱するパターンや、「こんちくしょう!この恨み晴らさでおくべきか・・。」とばかりに相手に対するマイナス感情や不快な記憶をいつまでも手放すことが出来ず持ち続けるパターンです。

これらは形が無いだけで、私たちが受け取ることになるダメージは焼けた小石を握った場合と同じ。握り続けると回復不能な致命傷になってしまうのです。

「不快だ!」と感じたなら、手から離して切り捨ててしまいましょう。それが不快な出来事や不快な人間関係であっても同じです。意地を張って抱き続けても苦しいだけで得することなど何一つないのです。


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