何かを探し遠くへ旅立とうとしているあなたの肩を軽く二度ほど叩き、苦笑しながら「(探している物は)そこにあるじゃないか」と2メートルほど先の足元を指さす人の姿が見えます。

探しているものが見つからないからって慌てることはありません。必死になればなるほど見えなくなっていることも多いのです。遠く離れた場所に行けば探していた物が見つかるという保証は何一つありません。焦りから生まれた幻影である可能性があります。

冒頭のあなたの肩を軽くたたきながら探していた物がある場所を指さして教えてくれる人は他でもないもう一人のあなたです。

つまり探し物を見つけられないでいるのもあなたであり、探していた物がある場所を最初からちゃんと知ってるのもあなたなのです。

ジタバタするのは止めましょう。静かにハートの内側に意識を合わせてください。答えは自分の心の中にあります。