「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」徳川家康の性格を表現した句です。若い頃、この「鳴くまで待つ」という心境がなかなか理解できませんでした。

さすがに「殺してしまえ」とまでは思わなかったけど、何の策もなくただじっと鳴くまで待っているだけという姿勢をじれったく感じたからです。

何と、今朝の気脈メッセージは「ただ静かに待つことが必要だ」と語っています。私くらいの年齢になるともう少々のことではじれったいなどとは思いません。

はかり知ることも出来ない壮大な宇宙の意思に従って目の前で広がり行くすべての事象は展開されているわけです。ちっぽけな自分が顔を真っ赤にしてジタバタしたところで小さな波風は立つかもしれないが大筋を変えることなど出来ないのです。

待つことは何もしないことではありません。ジタバタせず静止して冷静に客観的な立場に立って状況を見極める作戦タイムでもあるのです。

泳いでも泳いでも目的にたどり着かないのは泳ぎ方がまずかったのでしょうか、それともパワー不足?ひょっとして逆流の中を泳いでいるのかもしれない。夢中になって泳いでいた為に逆流に気づかなかったのかもしれません。

だったら逆流が収まるまで岸に上がってしばらく静観した方がいいのです。

「甘っちょろいこと言ってんじゃねぇよ。天を味方につけてでも何が何でも力づくで突き進むんだ。」という意気込みを持ついことは尊いことです。しかし宇宙の意思によって目の前に展開されている大きな流れに逆らって立ち向かっても勝ち目はないことを知らねばなりません。

「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」イライラせずゆったりとこういう余裕の心境になることが出来るのも勝者の条件なのでしょう。


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