今朝も昨日と同様に背を丸めうつむく人の姿が現れました。目線は下を向きもう完全に地面を見つめている感じです。

何と、この姿勢でこの人に気づきが起こるんです。「ああ、そうだったのか」「そういうことだったのか、わかったぞ」みたいな感じです。

途端に後頭部の外側(※強くうつむいた姿勢ですから後頭部の外側というと上空に広がる空間になります)が雨上がりのさわやかな空間のように空気が澄み切って一気に視界もクリアになる状態に変化します。

あなたに起こる大切な一つの気づきが、霧がかかったようにぼんやりくすんでいた状況を完全に打開するという展開について語られているんですけど、そうなる為には、まず為すすべなく肩を落として落ち込むことも必要だったのだという意味となります。

何だかややこしいんだけど、思考が停止し呆然となって肩を落としてうつろに地面を見つめている状態の時に突然思いがけないひらめきや気づきが起こるらしい。

つまり、苦境の中で冷や汗を流しながらいくらジタバタと考えあぐねてもなかなか名案は浮かばないってことなんです。いかなる状況に於いても肩の力を抜いて流れに身を任せることが出来たなら、必要な時に必要なことが起こるんだというお話でした。


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