昨日の続きを書きます

「一芸に秀でる」という言葉があります。一つの技に秀でることは自分に自信を持つきっかけになりますし、人との差別化を図る為の切り札にもなりますから、何でもいいから一つくらい身につけておくのもいいと思います。

20代前半の頃、ピアノで歌バンの初見演奏が出来るといえばどこへ行っても高給で引っ張りだこだったんですよ。しかし、私の例でたとえますとピアノ演奏の仕事には苦労せず就けるけど、そのことを鼻にかけて努力を怠り続けたなら、いつまで経ってもピアノ演奏以外の職業ではほとんど使い物にならない半人前の人間でしかなかったのです。

それでもいいんだと言えるくらいにピアノ演奏に情熱と誇りと喜びを持って生きていけたならそれはそれでOKだったんだけど、大学の軽音あがりの三流奏者の私にはそうした思いは大きく欠落していて、演奏はただ簡単に収入を得るための手段に過ぎなかったのです。

「そろそろバンドマンから足を洗いたい」とピアノ演奏の仕事とはもう完全に縁を切ろうと固く決心したのは28歳くらいの時です。

20歳の頃、クラブの社長に言われたことが心に残っていたのでしょう。「男として生まれたのだから、ピアノ演奏抜きの何も無しの裸の状態で勝負してやる」と本気で思ったのです。

結果論から言いますと、その後1〜2年もしない内にカラオケブームが一気に到来し、夜の街で飲み客が生バンドの伴奏で歌を唄う機会なんてほとんどなくなってしまいました。

この業界は完全なまでに需給関係の世界です。夜の街で働いていた数多くのバンドマンたちもカラオケ装置の普及と共に次々と失業し姿を消していったことでしょう。

いくら労働条件が悪くてもいいから、お給料だって少なくてもいいから働かせてくださいと言っても雇ってくれる職場が無いのです。私だってもしそのままずるずると演奏家を続けていたなら、やがて完全に失業していたのです。

昨日今日と二日間にわたり、思わず長い昔話になってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございます。


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