昨日はリーディングを行う時に心を閉ざすから何も伝わってこないのだというお話を書きました。心を開いた状態でいるのと、心を閉ざした状態でいるのとでは受け取る情報量が異なります。

しかし現実問題として、嫌いなタイプの人や胡散臭いと思われる相手に対してはそう簡単に心を開くなんてことはできません。だから思い込みや思考で判断することになるのです。

でもそうしたマジックにひかかってしまうと、今度は好きなタイプの人や尊敬する相手を必要以上に美化して見てしまうなんてことが起こる場合があります。妄想と期待感を投影して一人舞い上がってしまうことになるのでしょう。

じゃぁ、どうすりゃいいのってことになるんだけど、どうしようもないのです。嫌いなタイプの人を嫌いじゃなくなることなんてすぐにはできないだろうし、胡散臭いと感じる相手はどの角度から見ても胡散臭いですからね。

私がリーディングを行う場合は、一旦相手を2〜3秒見た後は、自分の内側に起こっている反応パターンだけを見続けるようにしています。

例えて言うなら、お寺の鐘の音がゴーンと鳴り響いいた後ずーっと減衰していきもう耳で聞こえないくらいに完全に消え去ってしまうまで目を閉じてずっといつまでも鐘の音の減衰音を聞いている人みたいな感じです。

長くなるので詳しくは書きませんが、内側の変化を眺めていくうちに雑音は消え去り自分の内側には半透明のもう一人の自分が居て驚くほど冷静にスタンバイしているのに気づくのです。

実はこれって私がかつて野外ライブなどのステージ上で、信じられないほどの騒音の中でピアノの調律をやり遂げていた時の体験や技法がベースになっています。

普段の自分は好きだとか嫌いだとか言ってるミーハーでも一向に構わない。でもここ一番の時は心を開いて人や物事に対してきちんと客観視ができるほうがいい。

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