「依存するのをやめて自律すること」というフレーズを最近何度も聞いたり目にしたりすることがありました。自立じゃなくて自律です。自分を律して自分の哲学を持つ事。辞書で調べてみたところ自分を律するとは、自分で自分の行為を規制することや自身の立てたお手本にしたがって行動するということらしい。

でもこれはあくまで依存体質から脱却する為の手段に過ぎません。自律の意味を一元的に解釈することはエゴを増長させるだけでなく自分に制限をかけることに他ならないからです。

もっと深い意味での自律とは何ものに捉われず、エゴから脱却し、形や方法を限定せず、無限に向けて羽ばたく自由な姿だと考えます。

例えば占い師になるためには、こうしてああしてこうするんだよみたいな固定した鉄のルールがあるとするなら、それは自律から程遠いのです。占い師になるためには何かに依存しなけりゃならないことになります。

「自由なスタイル+自由な発想や方法=目的の姿」が目先に目指す所の自律。固定したルールを手放さなければなりません。上の例では「占い師になる」というのが目的の姿。でも占い師になることが最終ゴールではないのです。ここで立ち止まって満足するのいいけど、若い皆さんには更にその次を目指して欲しい。

目的の姿なんてハイキングの途中の目印みたいなものであって、ただの通過点に過ぎません。通過点を乗り越えて壮大な無限に向けて羽ばたくことがその次のステップになります。

朝からややこしいことを書きましたが、あれがダメこれがダメと否定しているわけではありません。依存だって徹底して体験してみりゃいいのです。そしてこれはどうも違うぞと思ったなら依存を手放す決心をし直ちに行動に移すこと。依存したからこそ依存の意味や依存して生きることの愚かしさを知り、依存を手放すことの大切さや自律についての深い意味を学ぶことになるのです。


ポチッとクリックしてください

人気ブログランキングへ


◆7月14〜16日東京で開催される明日香天翔の占い師養成徹底集中コース

◆スカイプを利用した気脈診対面個人セッションのお申し込み