奈良県室生にある龍穴神社前で神社全景を眺める集中マスターコースメンバーの皆さん。今回の旅のテーマは「断ち切る」でした。

龍穴神社前

一体何を断ち切るのか。それぞれに何らかの心当たりがありました。もちろんみなさんを案内させて頂いている私の中にも。

石上

私の中には旅の少し前から水平に断ち切るエネルギー的なイメージがありました。過去を切る、しがらみを切る、執着を切る、とらわれを切るetc. しかし、石上神宮の神は2名ほどの人に対し、手刀を振り下ろすかのように縦に切るイメージを与えました。「分化」です。

「ただ流れに乗りて進み行くべし、一つの道は二つへと別れん。」

今のまま進んで行きなさい。あなたの進む一本の道はやがて二つの道へと分化するだろう。という意味です。複数の解釈が成り立ちますが、単純に川の流れを想定すると分かりやすいでしょう。どちらか一つを選択するのではなくて一本の川にもう一本の新しい支流が並行して誕生するのです。

あと、旅を通じて感じたのは、「断ち切る=殻を叩き割る」という捉え方でした。内側に溜め込んだままになっていたカルマ、そして負のエネルギーや毒を外に放出し、洗い流すことです。もっと身軽になり、もっとニュートラルになり、そして新し自分を生き抜くのです。

新たなスタートが始まったような気がします。今回の企画に参加くださったみなさんに。そして私に。


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