私はどちらかと言うと普段のお風呂は熱いお湯(42〜43℃くらい?)が好きですが、温泉好きな人はもっとい低い温度のお湯が良いと聞きます。これはわかる気がします。あまり熱いお湯だとそう長い時間浸かれないですものね。せっかく時間かけて温泉まで行ったのにお湯が熱すぎて1〜2分ほど浸かって、速攻でオシマイというのも何とも味気ないです。

温泉を楽しむ習慣には古い歴史があって、日本文化そのもののような気がします。癒しの場であり、一緒になった人々との社交場であり、自由にくつろげる楽しみの場でもあります。私も機会があればぜひ各地を回ってみたいです。

ただし「ぬるま湯」という表現は昔からあまりよい意味で使われないことも多いですね。元々は単にお湯の温度の意味だったはずなのに、いい加減な様子や居心地の良い状態を、堕落しているという意味として表わす言葉にもなっています。

必ずしも「ぬるま湯=堕落」だとは思いません。しかし、いくら心地良い温泉もずーっと浸かりっぱなしなら、どうしてもふやけて腑抜けになってしまうかもしれない。特に若いみなさんは、同じ状況で妥協し変化を拒絶することなく、適度にメリハリがある人生を体験されるほうが良いでしょうね。

私がまだ30歳くらいの頃、新聞か雑誌だったかは忘れましたが、興味深いフレーズを読んで大いに勇気付けられたことがあります。「ぬるま湯に浸かっているのは、少しものたりないながらも快適だから、ずっといつまでもそのまま浸かって居たくなる。しかしぬるま湯はだんだん冷めていきやがて冷たい水になってしまうだろう。あなた方は風邪を引いてしまうのだ。そうなる前に勇気を持ってぬるま湯から飛び出し、暖かな日差しが差し込む緑の丘の上に駆け上がろうじゃないか。新しいスタートはここから始まる。」

ぬるま湯から飛び出すのはホントに勇気が要ります。寒い冬ならなおさらです。一時的に体温が下がってゾクッときます。でも、そのままだといずれ風邪を引いてしまう訳ですから、決心がついたなら早めに飛び出したほうが良いでしょう。「風邪を引く前に、今から暖かな日差しが差し込む緑の丘の上に駆け上がるんだ!」と思えば何だって出来ますって。例え万一それが失敗に終わったって全然構わないのです。


バナートップ430
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