物事には始まりがあり終わりが来る。仕事だって人間関係だって例外はありません。あれだけ情熱を持って続けていたことが、ある日終りを告げるのです。

「本当にここで終わってよいのだろうか」と心は不安になる。私たちの理性は「簡単に諦めちゃダメだ」「ここで終わるのは弱虫だぞ」ってしきりにささやきます。でも終了を知らせるチャイムがキン〜コン〜カン〜コン〜ってハートの奥で鳴り響いたなら、次のステップに向けて決断しなければなりません。

1時間目が理科で2時間目は国語の時間。理科の時間が終わったならいつまでも理科の教科書やノートを握り締めていなくて良いのです。理科モードになっていた頭も一旦ここでフォーマット、机の上をさっさと片付けて2時間目の国語の教科書やノートを準備したはず。人生も同じです。第一章をヘビーに背負いながらでは、スッキリと第二章へは進めないのです。

テレビで片付け名人が荷物いっぱいのゴミ屋敷に行ってアドバイスをしながら片付けのお手伝いをするといった番組を見ました。お部屋はもういらない物でいっぱい。1年間1度も使わなかったものは容赦なく捨てるというのが片付けの最大のコツだったようです。

今年もあとわずかになりました。不要なものは年内に思い切って処分しましょう。心の重荷となっていることやいつまでも執着していたこともひとまずここで終わりにしませんか?

ありがとうございます