十数年前、神道系能力者のFさんからお招きがあった。「高千穂の神社を周り、神入れ式を行います。よかったらみなさんで高千穂にいらっしゃい。」

みなさんと言うのは当時、関西で仲良くしていたスピリチュアルメンバー4人、高千穂で待ってくれているのはFさんと秘書のKさんと運転手のSさんです。前から約束をしていた訳じゃないし、参加することも断ることも自由に出来たのですが、どうしようかなんて迷いは全く皆無でした。行くしかないと全身が反応してたような気がします。

のろけみたいになり大変申し訳ありませんが、私が妻と結婚を決めた時も迷いませんでした。妻と結婚しようかどうしようかなんて二つの選択肢じゃなくて、結婚するという一つの答えしか自分の内側には存在しなかったのです。

他の場面でも同様です。迷い無く選択した時ってまず狂いはありません。必ず自分にとって必要不可欠だったのだと後になってからも納得できます。周りの人たちから見たならあの時の高千穂ツアーはただの旅行です。「のんきに仕事も休んでお金使ってバカじゃないの?」と思う人は思うでしょう。でも私の今があるのはあの十数年前の高千穂ツアーがあったからだと言ってもいいくらい大切な体験だったんです。

お金にはとうてい変えることの出来ない人生の中での貴重な体験。その時には数多くの目に見えない輝く鍵を受け取りました。すぐに役立つものもあったけど、5年後10年後に突然輝き始めた鍵もありました。すぐに意味を見い出せないから、無意味だなんてことはありません。あの十数年前の高千穂ツアーで受け取った形の無い何かが、最近私の内側で再び活躍を始めているような気もします。

最近初めて出会った人に「よろしければ気脈塾に参加なさいませんか?」ってお声をかけて断られたことがあります。セールスマンみたいで申し訳ないなと思いますが、その人はきっと気脈塾で多くの仲間と出会うことで吹っ切れるはずだと感じたのです。ちょと残念でしたが、心に迷いがある時はきっぱりと断るのが正解だと思います。

色んな人たちとお話している中で「○○神社はいいですよ。よろしければぜひ一緒に行きましょうよ」って最近よくお声をかけます。「ええ、ぜひ行きたいんですけどね。」って答えが返ってくる。ここの「けどね。」が登場すると何ともおかしくて吹きそうになる。その後には必ず「今は忙しいから無理」とか「お金が無いから行けない」なんて否定が続くのです。

気が進まない時はきっぱりと断るのがベスト。しかし魂がGO!と決断する時には、全く違います。自分の事情とか条件とかは二の次なんです。まず迷うことはありません。答えはとっくの昔に決まっていて既に自分のハートの中にしっかりとありますからね。ぜひ自分のハートの声に耳を傾けてください。



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