今日は早起きをして奈良県まで恒例の水汲みに行きました。我が家では食事で摂取する水の全てをこの湧き水で賄います。一度に持ち帰るのは200〜300リットル。これだけあると1ヶ月はやっていけます。外泊が多い時などは2ヶ月ほど持つ時があります。

「そんなに置いて腐らないの?」ってよく聞かれます。もう10年以上、1〜2ヶ月放置した湧き水を気にせずそのまま使っていますが、濁ったり変質したことは一度もありません。そのまま加熱無しで飲んでも全く大丈夫。食中毒や胃腸病とも無縁です。

むしろ、この水を飲んでから1年ほどで女房の胃潰瘍が完治し、私の胸焼けや胃炎も治りました。科学的な根拠は何一つありませんし、ただの偶然なのかもしれないけど、この水とは相性はすこぶる良かったのでこれからも飲み続けようと思っています。

奈良県にはおいしい湧き水を汲めるところがいくつもあって、私が行くのはその中の一つです。もし複数の方が同時に現地に行って混雑すると既存の地元利用者に迷惑がかかることもあるので、残念ですがブログでは公開しません。

おいしくて自分にピッタリの湧き水がどこかにきっとあると思います。でも、本当に自分にとって良いものかどうかは少々飲んだ程度ではわかりません。身体の中の水分がほとんど全て入れ替わるくらいまで飲み続けてみないと分からないんです。それには自分で足を運び持ち帰り、徹底してその水だけを飲んで自分で試してみるしかない。

私の水へのこだわりは、神道系能力者のFさんに招かれ、高千穂のとある神社に行った頃に遡ります。神社の境内の木の根元から湧き上がる天然水。「まあ、この水を飲んでご覧なさい。」とグラスに入れて差し出された湧き水。一口飲み込むのだけど口の中でほとんど全部吸収されてしまって食道を通過し胃まで届かないといった感じの思いっきり不思議な体験。

心臓がバクバクと高鳴りました。この時「水は生きているんだ。」と確信しました。そして大阪に帰った後も、ぜひ再び「生きた水」を手に入れ飲んでみたいと探し続けることになります。奈良の玉置神社の水も飲みましたよ。これも素晴らしい。でも境内で自由に汲んで持ち帰ることの出来る水と、たまたま社務所でいただくことの出来たおいしい水は似ているのだけど水脈が全く違う別物なんです。

今思い起こしますと、私の40歳代は時間があれば各地を周り水を探していたような気がします。どれだけ車で走ったかわからない。無駄足もいっぱいありましたが、楽しい思い出もいっぱいです。



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