私たちは今、ここにいてこの瞬間にすべてが満ちている。もし常にそう感じることが出来たならとても素敵です。でも生きていく中では、色んな摩擦や心労も発生するだろうし体調の悪い日もあるでしょう。周りの人がそう言うからといって無理やり「私は今ここに居て身も心も満ちていなければダメなんだ」みたいに自己暗示かけて生きるのも窮屈なんですよ。

講演会で偉い先生がもっともらしい事を言ったからと言って、全ての人に100当てはまるなんてことはありません。もっと自分に正直に振舞ってもよいのではありませんか。ここに居ることに飽きたなら山の上に登ぼっても良いし、1年後、3年後の自分の未来を想像してワクワクしたって構わないのです。山の上に登れば景色も良いわけだし、適度に心に夢を抱くことは人生の潤滑油となります。

山に登るのは現実からの逃避?まだ来ぬ未来を想像してワクワクするのは今を否定すること?常にそんなことばかり気にしていたら快適に生きていけませんって。模範的な自分を生き抜くことが生きる目的ではないはずですよ。

あるTVドラマの主人公が言っていました。「人は生きていく中で心の痛みを感じ、それぞれがその痛みを癒す方法を知っていて実行しているんだと思う。(中略)一番してはならないのは自分の心の痛みを無視することだよ。」なるほどなと思いました。自分の心の悲鳴に気付いていなきゃね。そしてもっと胸を張って自分を大切に生きればよいのです。



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