自動書記によって綴られた大書である「大国宮由来記」には私たちの死後、人間の魂がどうなるかが詳しく記されています。肉体を抜け出したばかりの魂には魄(はく)というものがベタベタ付着しそのままでは重くて次のステップである幽界へと勧めない為、四柱の神(速佐須良姫・速秋津姫・伊吹戸主・瀬織津姫)により浄化が行われるそうです。四柱の神はこうした大切な働きをする為、別名「祓い度の神」とも呼ばれるそうです。

魄というのは私たちが生前作り上げた想念によるマイナスエネルギーとか思凝霊とよばれる負の存在。要するに元々のピュアな魂にくっつけてしまった不純物や汚れみたいなものです。魄が取り除かれた魂は二次元階(幽界)でさらに清められ次の肉体へ転生する準備が整うことになり、やがて地上界の女性の胎内へと進むと言った流れになるのです。(古い記憶だけを頼りに書いていますから内容や表現が微妙に違うかもしれませんがその点はご容赦を。)

オギャアと泣いて生まれたその日から、また次の新しい人生を体験することになるのですが、何か面倒なことを繰返していますね。参考までに言いますとオギャアと泣いた後に、最初の息を吸い込みますよね。その初めて吸い込む息と一緒に「みたま神」が体内に注入されるそうです。みたま神というのは「○○のみたま」とか言われているものと同じで、60神の中のひとつが分身分霊となって体内に合流するのです「えー 私の身体に一体何が入ったの?」って気になるでしょ?

それをきちんと調べる行事が「みたましらべ」と呼ばれるもので、選ばれた神官が行います。みたましらべが出来る神官さん本人のみたまが、そうした役目を司る耕大陣(たがやしだいじん)という神でなくてはならないみたいなルールがあるらしいのですが、詳しいことはもう忘れました。私たちの人生はこうして入り込んだ神の分身分霊の「みたま」と二人三脚なのです。守護霊とか守護神と言うのは私たちをサポートする存在であり、人生の途中で入れ替わったりもしますのでここに書いた「みたま」とは違います。

随分長くなってしまいましたので、今日はこれでおしまい。(‘ー‘)/~~



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