過去の聖者や賢者と呼ばれる人々が、人生とはこういったものだから人はこう生きるべきだみたいな立派な言葉を沢山残されています。それらは聖者や賢者と呼ばれる人々の体験に基づくものですから説得力があり、きっとその通りだろうと思えます。

だからと言って「直ちに聖者や賢者と呼ばれる人々が語る言葉の通りに生きなければならない」という考え方はいささか強引だと思っています。超優秀な彼らだって、数多くの転生と数え切れないほどの失敗を繰り返しようやくそうした結論に至ったわけです。

凡人の私たちがその答えだけ聞いて、結果だけを実行するのは見た目はカッコいいですが、大切な人生体験をことごとく省略して結論だけ真似て演じているわけですから中身があまりにも希薄です。

○○様の言うとおりに生きるべきだと強く主張する人がいます。おっしゃるとおりだとは思うのですが自分がそう思うのならその通りになさったらよいのです。でも周りにもその考え方を当てはめたり押し付けようとするのは行き過ぎではないですかね。そこには○○様の言うとおりに生きないあなたは愚かだと言わんばかりの傲慢さを感じるのです。

人の出した結論に沿ってロボットみたいに生きなければなりませんか?自分の価値観や決断に従って生きて失敗を繰り返すのは時間の無駄ですか?泣いたり笑ったり怒ったりしながら毎日を生きるのは愚かですか?自分が正しいと思う人生を自分の意思で歩めばよいと思いますよ。誰にとっても大切な人生なのだけどたった一度の今世だけで何もかもをすべてを成し遂げることは出来ません。人には宇宙が定めた連綿とした大いなる進化成長のプロセスがあり、その流れを大切に順を追って(繰返す転生の中で)体験し成長していくことが求められるのです。

5月3日の第1回気脈塾(大阪)は定員締め切りまであと5名となりました。予約を考えてらっしゃる方はぜひお早めにお願いします。



ブログランキングに参加しています
矢印下 矢印下
人気ブログランキングへ  
いつも応援をありがとうございます