「タバコをやめなさい」「お酒をやめなさい」「不倫をやめなさい」「ギャンブルをやめなさい」って繰り返し人から言われる。本人も出来るなら足を洗いたいと思うのだが、なかなかやめられないという人の心理があります。やめようと決心して辛抱してがんばるのだけど、禁断症状が出て、つい魔がさして「ちょっとだけ・・・。」と元に戻ってしまった日には、懐かしさに感動して「おお、たまらん!こんな快楽をどうしてやめようなどと思ったのだろう?」と、さらに深みにはまり込むことになります。
人間ってしょうがない生き物ですね。そうした光景を見て「ホンマにアホやなぁ。」と思ってしまいますが、そういうアホさが人間らしさでもあり、私はそれほど嫌いじゃありません。
悪習とされるものとはきっぱりと縁を切りたいのだけど、未練を残しながらの中途半端な決心ではうまく切り離せません。鉄の意思を持って決断するとか、人から無理やり鎖で縛られ拘束されるってことが有効なのかもしれないけど、「もうお腹一杯。ごちそうさま。もう何の思い残しも無いよ。」といった本人の自然発生的な終了感のようなものが必要なんじゃないですかね。
まだ熟れ切らない果物を無理に引きちぎると枝まで折れてしまうが、熟れた果物は時が来れば自然に落ちるという例え話を聞いたことがあります。押してもダメだし引いてもダメな時には、開き直って自然に任せてみてはいかがでしょう。ただし、そのことで人にいくら迷惑をかけてもよいというものではありませんよ。最低限のマナーは大切に。
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いつも応援をありがとうございます
18日に初めてセッションをうけました。
ありがとうございました
わかっちゃいるけどやめられない。そう…私はたばこです。
自分で情けなくなりながらも、やめられない。
そうなのよって思いながら読みました。
なぜか、この「わかっちゃいるけどやめられない」言葉、
最近よく聞きます