「努力!」「根性!」「ファイト!」なんて言葉が思いっきり流行った時期があります。私の中学生の頃がそうでした。凡才でしかない私が、引っ越しの為、転校して、たまたままぐれでテストで良い点を取ったのが原因で、周りからすごい優等生だと勘違いされたこと(事件?)があります。

「全然違うのに〜。」と思ったけど、ええカッコしい(※注1)だった私は、何も知らない新しい友人達に頭が悪いことがバレるのが怖くて、突如鉢巻をして猛勉強を始める羽目になります。もう必死でした。壁にはベタベタと「努力!」「根性!」「ファイト!」の張り紙(この悲しくもあほらしい話の顛末は5月に出版される気脈診の本に掲載されます。) ※注1「ええカッコしい」というのは大阪弁で、カッコつけていいところばかりを見せようとする中身が伴っていない人のことを言います。

そうそう、全く余談になりますが歌手の円 広志が当時隣のクラスにいたんですよ。本名はSというのだけど、小柄でおとなしくあまり目立たない存在でしたね。あの無口なSが一世を風靡したシンガーソングライターになっていたなんてずーっと後になって人から聞くまで全然知りませんでした。

「努力!」と聞くとぞっとする人も居るでしょうね。「努力なんてしんどいだけで大嫌い〜。」と思ってしまうのでしょう。でも、好きなこととか楽しいことに対してなら逆にいくらでも努力したいでしょ?まあ、自分の好きなことに努力するなんて言いませんけどね。

気脈診のワークショップでは参加者の皆さんには時間内は少し努力していただかなくてはなりません。しかし、この努力は辛いとか苦しいとかじゃないと思います。順調に行きますと、思いがけない自分の潜在能力に次々と気付くわけですから、そうなるとむしろ努力することがすごく楽しくなるのです。楽しいからまたがんばる。そしてワクワクしてがんばると、さらにそれに見合った成果を手にすることが出来るのです。気脈師になるのって大変だったでしょと聞かれることがありますが、楽しかった思い出のほうが圧倒的に多く、全然大変じゃありませんでした。

4月24日(土)に東京で「幸せを実現するスピリチュアルセミナー」が開催されます。ここでも、椅子に座ってただぼんやりと話を聞いているだけでOKじゃありません。体感を通して気付くといった大切なエネルギーワークを体験していただかなくてはならないのです。この場面ではどうしても努力が必要になります。しかしもしそこで一連のワークが楽しいと感じたなら、その瞬間に自分のしていることが努力なんかじゃなくなるのです。楽しい時間は早く過ぎるし眠くなりません。その中で得た体験と気付きが自分を変える大切な鍵になります。「よし、努力してみよう。」と覚悟を決めたみなさまのご参加をお待ちしております。

歯を食いしばって苦難の末に幸せを掴むのも悪くないけど、例え逆境の中ででも一瞬にして今この瞬間に生かされている幸せに気付くこともあります。自分にとっての本当の幸せとは一体何なのでしょうか?あらゆる角度から探ってみたいと考えています。



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