人は何ものにも縛られること無く自由に生きることを夢見ながらも、心のどこかでは自由に振舞うことに後ろめたさや罪悪感を持つものです。これは潜在意識にインプットされているようでもあり、生まれながらにして遺伝子に書き込まれているのかもしれません。人は自分に対して制限をかけます。「これもダメ、あれもダメ。」「こう振舞わなければダメ」みたいな決め付けは、私は限定の中で小さく生きることにしますという宣言です。

この後、どんな文章が続くと思いますか?「私たちは無限の存在なのだから、そうした限られた枠にとらわれる事無く、もっと自由に生きましょう。」みたいなおなじみの内容だと思うでしょ?いいえ、残念ながら今日は違います。

自分が作った限られた枠の中で生きて「狭っくるしいなぁ。窮屈だなぁ。」と感じる体験が人には必要なのです。初めて窮屈な世界に参入する人には「狭っくるしく窮屈な世界にようこそ。」と言った感じです。意地悪とか皮肉を言ってるのでは無いのですよ。何事も自分で体験して状況を認識することが基本。「狭っくるしいなぁ。窮屈だなぁ。」と感じた後どうするのかは次のテーマとなります。世の中には狭っくるしく窮屈に生きることが結構好きな人が居るかもしれない。だったらそのままでよいと思いますよ。

狭っくるしく窮屈に生きることがもうひと時も絶えられないと心の底から思ったなら、その時飛び出せばよいのです。とてもシンプルなんです。こういったお話をしますと「どういう風に飛び出していいのかわから飛び出せない。」とおっしゃる人がいます。また「余程勇気を持たないと飛び出せない。」という人も。そう思う方にはまだまだ余裕があるのだと思います。きっとまだお尻に火が付くというほど切迫した状況では無いのでしょう。

いよいよ「霊性をアップするワークショップ」の開催が明日になりました。あいにくの雨となり足元も悪いですが、会場内では春の暖かな日差しの雰囲気で進めて行きたいと考えています。遠方からの方もいらっしゃいますがどうぞ気をつけてお越しください。色んな疑問を真剣にぶつけ合いましょう。そして肩に背負った重い荷物を全て降ろしましょう。本当の自由とは何なのか、そして愛とはどういったエネルギーなのかを身体の感覚で感じてみましょう。自然の流れの中に身を置き、隠れた体内スイッチがONになったならしめたものです。自分の内側に形成された不要なブロックは順に崩れていくことでしょう。

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