神道系能力者のFさんと一緒に喫茶店に行くと、私たちが座ろうとする椅子を見て、少し前にどんな人がその椅子に座っていたかをかなり具体的に霊視して話をされました。私たちの前に座っていた人なんて、とっくに立ち去ってもうそこには居ないわけだし、何の手がかりも無い全く無縁の人の事がどうしてそこまでわかるのだろうと、毎回それはすごく不思議でした。

ある日のことです。Fさんとエレベーターに乗ると、とても強い香水のにおいがしました。乗り合わせていた一人の中年の女性が付けていたのでしょう。その女性は途中の階で降りてしまいましたが、女性が居なくなってもエレベーターの中には女性の香水の匂いがそのまま残っていました。

「ん?残臭?・・・・。」人がすでに立ち去っても、人がまだそこに居るかのような匂いはそのまま残っている。ということは、喫茶店の椅子や空間にも前に座っていた人のエネルギーがひょっとして・・・・。

とっさにFさんの顔を見ると、Fさんもこちらを見て目だけが薄っすら笑っている。「そうか。そう言うことだったのか。人のエネルギーは香水の匂いのようにしばらくの間、その場に残っているのだ・・・。」私の中で、消化不良だったことが一つ解消しました。遠い昔の思い出です。

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