静かな部屋の中に居て何も聞こえないから無音だというわけじゃありません。ぼんやりしていると何も聞こえないのだけど、意識を集中し耳を澄ませば何かが聞こえてくる。台所の冷蔵庫のモーターの音、道路を走る自動車のエンジン音、木の葉が風に揺れる音、どこか遠くで吼えている犬の鳴き声など・・・。

50メートル先にある木の枝や幹がどうなっているのかはあまりよく見えません。しかし、視力8.0の人(本当に居るのですよ)が見ると枝には小鳥が止まっていて幹の樹皮が一部剥がれているといった具体的な状況がはっきり確認できるのです。

聞こえないから無音であり、見えないから無いといった理論は成り立たないのです。視力を上げるためにはメガネやコンタクトを利用するとかレーシックを受けるしかないかもしれませんが、聴力、嗅覚、味覚、触覚は鍛えれば鍛えるほど敏感になり、今までまったくわからなかったものを判別できるようになります。

何も触れないのに掌に何かエネルギーのようなもの感じるという時があります。ちょっと怪しいですか?私は気脈を受け取る時には左手の掌で感じ取るようにしています。なぜかというと、掌の感覚が細かな刺激にも敏感に反応するといった特徴があるのと、掌はハートチャクラの分身だという理由があります。

鳥が翼を広げるかのように両手を水平に伸ばすと右手、ハート、左手が水平に一直線になります。掌はハートから伸びる2本の触覚のような働きをするのではないでしょうか。優しく人の肩に触れる時、真心は相手に伝わって行く。軽く握手をしただけで心と心が通い合うことだってあるのです。

掌で感じるというのは、ハートで感じることと同等の意味を持ちます。わざわざ掌で感じることのメリットとしては、ハートで直接感じる場合よりも客観的に受信できること。もう一つは、胸で何もかも受け取ってしまうと負のエネルギー受けた時に後遺症が残るといったリスクを抱えますが、掌だとワンクッションがあり、致命傷には至らないことが挙げられます。

掌はうまく利用するととても便利なセンサーになります。いくら使っても使用料や接続料は無料ですから大いに活用したいものです。しかし、ハートと掌を結ぶラインの中のどこかで気詰まりが発生している場合は、気の循環が悪い為、なかなかうまく行かない場合があります。気詰まりの原因は様々ですが、多くの場合、自分の想念で閉ざしてしまっているのです。恐怖や自己防御、否定の思いなどが原因となっている可能性があります。

3月6日に大阪で開催される霊性をアップするワークショップでは、ハートに繋がるラインに気詰まりを起こしている方のサポートを個別に行います。エネルギーワークを併用し、出来ればその日の内によい結果を出したいと思っています。



※追伸
「ハートに繋がるラインに気詰まりを起こしている方のサポート」についてのお問い合わせをいただきましたので、もう少し詳しくご説明します。分かりにくい文章ですみませんでした。

ハートから掌へとつながる気の流れのルートが詰まるという現象は、洗面所の配水管が詰まって水が流れにくいのと似ています。当日どうしてもうまく行かない方に対しては、私がクライアントさんの手と背中部分に触れて一時的にやや強い気を流すことによって、気詰まりを緩和させる対処法を試みます。その後、ご本人が当日練習するエネルギー呼吸法を利用し、腕の気の流れをさらに円滑にします。こうしたコンビネーションがうまく行きますと、その場で気詰まりを取り除くことが可能です。

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