昨日は阿部敏郎さんの「いまここ塾 in 神戸」に行ってきました。道路が空いていた為、ずいぶん早めに会場に着きましたのでまだ誰も来ていないだろうと思っていたら、どこかで見覚えのある人影が・・・。

「あら! ひょっとしてアンジンさん?」「わー どうしたの?」どうしたのではありません。あなたと同じように阿部さんの話を聞きに来たのですよ。アンジンさんは龍あん寺住職。数年前に出会いがあり親しくしていただいています。

開場時間が近づき、ドアが開きました。入り口付近で場内案内をされているスタッフの女性のお顔にも見覚えが。「えー!もしや貴女は・・。」お名前は思い出せなかったのだけど、気脈診ワークショップにお越しくださったことのある方でした。「ブログみてますよ。」とお声かけくださいました。そしてもう一人、久しぶりの思いがけない女性にも出会いました。広いようで世間は狭いです。

さてそうこうしている内に時間が来て阿部敏郎さんのトークとライブショーが始まりました。会場は照明が落とされシーンとなり、阿部さんが登場し椅子に腰掛けました。ライトアップされとってもいい感じです。しかしこの時、実は少しトイレに行きたいことに気づいたのです。手遅れです。開演前に一気飲みしたウーロン茶500mlを大いに反省しました。しかしトークが始まってしまったのでもう動けない。なぜかと言うと、このホールは出入り口が正面ステージの左奥にあるのですよ。これは絶対に設計ミスです。

運悪く、私の席は前のほうのかなり右寄り。その席から立って出入り口に向かうには、阿部さんの目の前を照明や観客の視線を遮りながら水平にズカズカと横切らねばならないのです。ステージといっても舞台などではなく観客席と同じフラットなフロアの一部がそのままステージとされているだけだから、その前を歩くというのは突然舞台の上を横切るのと同じ状態です。阿部さんのステージと客席はわずか数十センチほどしか離れていない。客席はびっしり満席状態。もしそんなことしたらせっかくの雰囲気をぶち壊しです。

「大丈夫。大丈夫。たかがオシッコ。人間その気になれば辛抱できる。それにたった2時間じゃないか。」この時はまだ少し余裕がありました。それとトークが終り歌と演奏が始まる前に少しくらい休憩時間があるのではと安易に考えていました。しかし悲しいことに途中休憩はありませんでした。「これは、やばい。」大きな拍手とともにパーカッションを担当する天河の楽士の慧奏さんが登場。会場の雰囲気はさらに盛り上がり、お二人での素敵な演奏が始まりました。うう。オシッコが・・・。しかし演奏はそんなことを忘れさせるほどすばらしい。

2曲目3曲目と演奏は続きました。何が何でもライブが終わるまではトイレは辛抱しようと心に誓ったのだけど、しだいに顔は青ざめ冷や汗が・・・。恐れていたことが現実となりました。「あかん。もう限界。」ついに演奏中の阿部さんたちの前を大胆にも横切って出入り口へと大急ぎで向う羽目に。情けない・・・。せっかく楽しく聞いておられた客席のみなさんにも本当に申し訳ない思いでした。どうぞお許しください。

阿部敏郎さんのトークと歌はとっても素晴らしかったです。話が始まると、会場が暖かいエネルギーで包まれたようになってとっても心地良いのです。話しはしっかり聞いているのだけど体全体が重力を失ったようでもあり羊水に包まれたようなやすらぎと繭の中にいるような安定感が新鮮でした。きっと会場内が阿部さんの素敵なエネルギーで満ちていたのでしょう。パーカッションを担当した慧奏さんも素敵でした。抜群のリズム感とあふれる情熱。機会があればぜひまた聞いてみたい演奏でした。


※来たる2月27日(土)の12時から神戸新開地「楽の森」でアンジンさん主催の神人ライブが開催されるそうです。料金は3000円で定員は50名。私も昨日申し込みました。あと数人は入れるそうです。興味のある方は小西アンジンさんに直接メールしてください。anjin.konishi@maia.eonet.ne.jp 

神人HP http://kamihito.net/index.html
神人ライブ http://homepage2.nifty.com/kamihito/2010live2.html
小西アンジンさんHP http://anjin.info/home.html

 

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