お釈迦様がいろんな人にお話をされた内容が今も語り継がれ残っているのですけど、究極の親孝行についてお釈迦様はどう答えたと思いますか?後半を読む前に、親孝行について自分がどう認識しているのか思い出してみてください。思い浮かぶものとしては「優しく接する」「わがままを聞く」「実家へ遊びにいく」「おみやげを渡す」「年に一回は旅行券をプレゼント」「孫の顔を見せに行く」「家事を手伝う」「仕送りをする」「時々電話をかける」などでしょうか。

お釈迦様は「あなたが、幸せに暮らしていることが何よりもの親孝行なのです。」と答えられたそうです。実は私はこの話を知る前に、ある年配の男性から、同様の内容を聞いたことがありました。

「わしがこの世で一番困るのは、嫁いだ娘が悲しんで泣いて実家へ帰ってくることや。貧乏でも何でもかまへん。幸せに暮らしてくれているのが何よりもの親孝行やと思てる。そやから、今、結婚した娘が笑顔で幸せに暮らしてくれていることがホンマにありがたい事やねん。」

こうして親孝行について考える時にも、私たちが日々幸せであることが如何に大切であるかを改めて思い知ります。もし万一、幸せは罪悪だみたいなことを心のどこかで少しでも考えているのなら、すぐさまホイッスルが鳴ってイエローカードです。堂々と胸を張って幸せ宣言をしてよいのですよ。自分が幸せなら、周りの人々に対して余裕で幸せの種まきだって出来るし、何よりも親孝行して生きていることになるのです。

 

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