もう20年近く前になるでしょうか、蒼竜寺住職の公方俊良さんから直接お話を聞く機会がありました。その席上で「法事の時には仏壇の前に花を飾りますが、この世を後にした仏様のために飾るのではない。その場に居る人のために飾っているのです。」と断言されたのを覚えています。簡単に言いますと、仏壇付近に花を飾り思いを馳せるのは人間の勝手。この世を後にした仏様は(進化されたのだから)花は必要ないし、うれしくもなんとも無いのだということです。

「えー! 仏壇にはちゃんと花を飾ってお祈りしなきゃ、バチがあたるよ。」と思う人もいらしゃるでしょう。そして本当に良からぬことが起こる場合があります。花を飾らなかったと言う理由で罰が下る。一体誰が罰するのでしょう。亡くなった人(仏様)?ご先祖様?それとも神様?「えーい この不届き者め。成敗してくれるわ。」なんてことが起こったのでしょうか。違います。罰を下したのは他でもない自分自身です。

「私はすべきことを怠った。」という思いは罪意識となって潜在意識に蓄積される。ここで罪を犯した人間は罰を受けなければならない言う観念が無意識の中から発動し、そのエネルギーが自らを罰する出来事(アクシデントや怪我や体調不良など)を現実体験として引き起こすのだと想定します。

来年2月に東京で開催される気脈診ワークショップでは、人の心の奥に刻み込まれている感情エネルギーにスポットを当てて読み取るといった新しいメニューを用意しております。簡単な解読のコツを学んだ後、実際に目の前のモデルさんのエネルギーを読み取るロールプレーイングを体験して頂きます。また、それらのエネルギーに対してどう対応して行けばよいのかといった対処法についても考察してみたいと考えています。

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