胸の感覚についてブログで何度か取り上げました。人の胸部はエネルギーを識別するセンサーの役目をするという内容です。三重県に住むAさんは、目では見えないものに対しても、胸の感覚をあたりへ広げていくことによって、サーモグラフィーのように何もかもわかる人でした。妻も一度会ったことがあるのですが、右足の付け根の部分に、事故で大たい骨に埋め込んだ金属のことも何も言わないのに明確に言い当てました。その部分でエネルギーの循環が遮られやすいので、注意するようにとのアドバイスを貰ったそうです。

「胸騒ぎ」などという言葉がありますように、私たちも胸部が理由なく反応するのを体験します。胸騒ぎがするとき、良からぬことが起こるという言い伝えがあります。思い込みや偶然だと言ってしまったらそれまでなのですが、私は、胸部が目に見えない何らかのエネルギーをキャッチしている可能性があると考えます。

着目していますのは近未来の情報を受け止め、私たちの体に注意信号を送っているのではないかという仮説です。前もって心構えが出来ていると、あわてず対応できるからなのでしょうか。それとも、もっと他に大切な意味があるのかもしれないなどと思いをめぐらせますが、今のところ答えはわかりません。

私は胸部で物を見たりするのは苦手です。しかし胸部が前もって近未来に反応している事実を個人的に度々経験し、無視することは出来ないと考えています。「気づき」「受け止め」「感謝する」という3点セットを当てはめるなら、自分に起こる胸の反応に気づき、その事実を受け止めるべきだということになります。

胸部の感覚を三重県のAさんのように明確なビジョンとして見えているわけじゃ無くても、心地が良いか心地が悪いといった体感はあるでしょ?その体感に気付いていて「あ、何かが起こるのでは。」と注意を払ってみる。胸に不快な重みのようなエネルギーを感じる時には、案の定、近未来に難関が待ち受けているかも知れない。やがてその時が来たなら、逃げ隠れせず覚悟を決め、歯を食いしばってその状況を切り抜ける。そしてその時、再度胸の感覚に集中するのです。再度自分の置かれている近未来を感じてみるのです。

ここで先ほど感じた、胸の感覚と比較してみます。比較して違いはどうだったでしょう。「まったく変化は無く、同じようにズシンと重苦しく不快だ」と感じるならもうしばらく難関とお付き合いする必要がありそうです。しかし「明らかに随分軽くなった。」となるなら、難関を切り抜けるのが目前だというシグナルかもしれません。単純なのですが、慣れますとかなりの精度で利用できます。



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