TVドラマにはまったことがありますか?私は、普段TVはあまり見ないのですけど、たまたま中国や韓国の時代劇が放映されているのを見ると血が騒ぎ夢中になってしまいます。これらは毎回すごくいいところで終わるんですよ。「次回どうなるんだろう?」「そしてその後はどう展開するのだろう?」「エンディングはどんなのかな?」などと無性に気になります。すでに放映されたことのあるドラマなら、インターネットでネタバレのあらすじがしっかりと公開されているので心配無用。しかし誘惑に負けて読んでしまいますと、その時は意外な展開を知って得したように思うのだけど、後になって冷めてしまいます。

「ああ、次回からの展開を全て知ってしまったよ。見なきゃ良かった。」みたいな思いをされた経験はありませんか?手に汗握って毎回ワクワクして見ているのが楽しいのであって、繰り広げられるストーリーの具体的な内容や奥深い会話のやりとりまで、何もかも前もって知ってから見ると、せっかくの楽しさも激減です。

TVドラマの展開でさえ無性に知りたくなるのですから、自分の未来がどうなるのかが気なるのは人情です。ワクワクとした未来が待ち受けているのなら、少々今へこんでいても何とか切り抜けていけそうです。しかし、全く知らないほうが良いこともある。ほんの小さなことに感動しり、その時、目に見えない何かに気付いて人生の大切な変化を迎える瞬間。それは、きっと神様からのプレゼントです。

予想外の場面で彼がポケットから引っ張り出し、あなたに差し出すことになる一枚のハンカチ。その時、その場面で、その意外性に満ちた雰囲気の中で初めてあなたの心に奇跡が起こるのです。それは神様が準備してくれた二人の心が通じ合う唯一の瞬間。

しかし、もしある男性が特定の場面でハンカチをあなたに差し出すということを前もって知ってしまっていたなら、その時が来ても「何だ、このことだったのか。そして相手というのはこの人のことだったの?えー 嫌いじゃないけどタイプでもないしなぁ。」と思うだけで心には何の変化も起こりません。逆に「それにしても失礼なヤツだなコイツ。選りによってこんな薄汚いハンカチを差し出すんじゃねえよ!アホか。」などという思いが湧きあがり、その後のストーリーがすっかり変わってしまうことも・・・。


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