静かに目を閉じると、まぶたの裏や額の内側のあたりにはっきりとカラーの光や映像が見える人がいます。きっと右脳の発達した方なのでしょう。私は普段の瞑想の時に目を閉じても、たいてい真っ暗で何も見えません。何でもよいから見えたらよいのになどと思うと余計に見えないものですね。

そんな私も、10数年前、様々な条件が重なり自分の脳に変化が起きた時は様子が違いました。当時、色んなものが自分の中で音を立てて崩れ去り、あらゆる可能性を否定することが出来なくなっていたのです。ただ、そうした自分の変化に自分で驚きぼんやり見ていたような気がします。

そうしたある日の夜、眠くなって夜の10時には早々とベッドに潜り込んでいました。右半身を下にして横を向いて寝ていたのですが、眠りが深まったその時、後頭部全体が、舞台やスタジオでいきなり強いスポットライトを浴びたようにまぶしいのです。

寝る時には部屋の電気は全て消し、雨戸も部屋のドアもきっちり閉めていますから、完全に真っ暗の状態です。上の娘がこっそり入ってきて懐中電灯で頭を照らしていたずらをしているのではないかと思って飛び起きますが、部屋には誰もおらず辺りを見回しても真っ暗です。

「おかしいなぁ。きっと夢を見たのだ。」と思いながらも気を取り直してもう一度眠ろうとして目を閉じます。すると再び猛烈に後頭部がまぶしいのです。「まぶしい。」と思って反射的にさらに強くまぶたを閉じますが、すでに目を閉じているのですから何の意味もありません。「やっぱり、娘が後から光を照らしている。」と目を開けて振り向くと真っ暗なのです。この夜は、一体何度この繰り返しをしたことでしょう。疲れ果てていつの間にか深く眠ってしまいました。

朝になってよく考えてみますと、もし外部から光が当てられたにせよ、目は前を向いて付いているのですから後頭部がまぶしいなんてありえないのです。そして目を開けるとシーンとしていて真っ暗というのが妙に不気味でした。「おいおい ボケが始まったのか?」しかしこれは、次の夜から始まる驚愕体験の序章に過ぎなかったのです。

続きの話は余りにもハチャメチャなのでブログには書きません。でも、私にとっては紛れも無い事実ですし、決して内緒にしているわけではありません。もし興味のある方がいらっしゃったなら口頭でならいくらでもお話しします。セミナーの打ち上げ会などで出会ったときにでもお声かけ下さい。

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