空

これは昨年12月に古い携帯で撮ったピンボケ写真ですが、意味深い振動を発信しています。

『道は消え去り暗闇と化す。かなたに繋がりて落ち、やがて精妙なる知覚は働きを取り戻す。道は現れん。』

道を見失い立ち止まります。どうしようかとあわてますが、なんら解決策も見当たらず、物事をありのままに受け止める力がほとんど失われてしまっている自分を思い知るのです。ここで焦ってジタバタしても簡単に解決はしません。

「かなたに繋がりて落ち」という部分は、実相を見えなくしている自分の中の障害が、思い切って目の前から視線を外し遠くに意識をつなげてみるといった行為によって、落ちてなくなるといった意味だと推測します。

目の前が何も見えずにどうして良いのがかわからなくなった時、一旦目の前の現実を(心の中から)手放し、夜空を見上げ、はるかかなたにきらめく星のエネルギーに意識を繋げてみましょう。

全身のエネルギーのラインがすーっと真っ直ぐ伸びきり、なんとも言えない清涼感を身体の隅々で感じたなら意識を自分の身体に戻して力を抜きます。ふと気がつくと自分の中に、忘れていた感覚が機能し始めていることに気付くでしょう。

見えなくなっていた道を魂の記憶の中から拾い出すことも出来るのですよ。その道は過去世でも通ったことのある見覚えのある道。

私たちは自分の進み行く道を新たに見つけたように思っていますが、魂のどこかですでに答えを知っていた。だとすれば「発見する」というより「思い出す」といった表現のほうが合ってるかもしれませんね。


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