B子さん「二人の男性から同時にプロポーズされちゃった。でも気になる彼は、いつまで経っても何も言ってくれない。あーあ そろそろ家を出て結婚したいしなぁ。」

C夫さん「4校受験して本命の1校はダメだったけど残りの3校は全部合格しました。」

D子さん「応募した企業3社からはすべて内定をもらえた。しかし、あと2年勉強して国家資格を取ってエンジニアとして活躍したいという思いも心の片隅にあるんだ。」

さてこの先どうするのか決めなくてはならない。それぞれの心の中で迷いが無ければ問題ないのですが、評価の優劣がつけ難く思いが均衡しているときは判断に悩むかもしれませんね。大切な決断は慎重にしたい。夢の中に神様が現れてズバリ正解を教えてくれないかしらと思うこともあります。

「出来ることなら正解を選びたい。」しかし、私たちは体験を通して様々なことを学ぶ為にこの世に生まれてきたのだと仮定するなら、たとえ最悪のコースを選んでしまったとしても、それはそういった体験から学ぶ為であって、失敗ではありません。人生は流れる川の如し。3人とも、どれを選択しなくてはならないなどと決まっているのではなく、自由に選べるのです。選択した後の人生が、その時点から新たに作り出されていくとお考えになってください。人生のストーリーはたった一つに固定されているわけではなく、私たちの選択の数だけ複数用意されます。

人生を左右するとっても大切な選択。神の目から見たならどうなのでしょう。果たして、それぞれの場面で正解というものが存在するのだろうか?神の答えは誰に対してもいつも同じです。

「もちろん正解はあるとも。あんたが最後に決定した答えが、その正解なのじゃよ。」

神