明日香天翔の気脈診

金融商品や不動産への投資にも注意が必要です。金融機関や有名なアナリストが勧めるからと言って、一つの銘柄や特定の物件に絞り込んで勝負を賭けると、相場は狙いとは逆に動き出し、大きなリスクを背負うことになる可能性があります。

今朝の気脈メッセージは「引かれるモノにそのまま引かれて行ってごらん」です。「惹かれる」じゃなくて「引かれる」と書いたのは、好きなのかどうかはまだ不明だけど、力で引かれて付いて行く様子を表現する為です。

ただし、いくら引かれたからって相手（または対象）かまわず引かれて行っていいわけじゃない。まずは引かれて行くことが心地よいのか、心地よくないのかを確認しなければなりません。

引かれることが快適ならまず問題は無いのですが、心地よくないのならストップするのが常道です。心地よくないのに力任せに引かれるから仕方なくついていったという事態は避けなければなりません。


今放送中のテレビCMの中で、和服姿の女将さん役を演じる大地真央が「そこに愛はあるんか？」と厳しい表情で問いかける場面があります。見たことがあるでしょ？まさにこれです。

相手の態度だって決して快適とは言えないし強引な感じさえ受ける、その先の見通しだって不明だ。しかしそこには何とも言えない愛と温かさがあると感じたなら引かれて行ってみてはどうでしょう。

ふとインスピレーションが働き、名案が浮かぶことになるでしょう。しかし間もなく最初のとは異なるアイデアが浮かぶようです。今朝の気脈メッセージは、二つ目のアイデアや閃きに心惹かれる自分に気づいたなら、迷わず一つ目を見送り二つ目に浮かんだプランやアイデアを選択すべきだと語っています。

恋愛で例えるなら、心惹かれる相手との出会いがあって大いに心が揺れたんだけど、その数日後に全く異なるタイプの心惹かれる相手との出会いがあったみたいな事例です。目をつぶってでも、二番目に出合った人を選んでみるといいでしょう。

人生ってなかなか思い通りに行かないものです。頑張ろうなどと思っていないし特別なことをしたわけじゃないのに、大きな飛躍を遂げることが出来る時もあれば、意気揚々と元気に助走までつけてジャンプを試みても結果は期待外れに終わってしまうことがあります。

冒頭のビジョンに現れた人が上手く行かなかったのは「今じゃない！」ってことだったのでしょう。今朝の気脈メッセージは「あなたの足下から吹き上がる上昇気流にタイミングを合わせてごらん」と語っています。

しかし、今朝の気脈メッセージは「線を引き、繋がりを断ってしまいなさい」とクールに語っています。線を引き繋がりを断った結果、今まで見えなかったものが見えることになり、そこで初めて縁を切った相手（又は対象）に対して理解できる部分があることを知ることになるのだそうです。その後どうしたらよいのかまでは言及されていません。

突然部屋の外の景色が気になって窓越しにじっと眺める女性の姿が見えます。しばらくして軽やかに席を立ち、今まで通りに進むのですが、進み方が昨日までとは異なるのです。何かが変わった・・・。

このビジョンが語っているメッセージは、「意識的に外の世界を見ることによって、あなたに変化が起こる」という内容です。外の世界を見ることによって認識が変わります。何かのスイッチが入るんでしょうね。進む方向は変わらなくても、認識が変わることによって進み行く手法や行動スタイルが変わるのです。

言い換えるなら、同じ世界の中に居て同じ世界の景色だけ見て過ごしていては何も変わらないってことです。自分の知らない（外の）世界に意識をシフトすることを心がけましょう。思いがけない気づきに到達し、日々の行動スタイルに変化をもたらすことになるのです。

人生には上り坂もあれば下り坂もある。だから生きることは面白いんだと言ってもいいでしょう。でも、今まさに下り坂の真っ最中に居る人や、げんなりしながらどん底を体験している人にとっては「他人事だと思っていい加減なこと言うな！」とか「どこが面白いんだ。いい加減にしろ！」と思われたはずです。

でも面白いと断言します。なぜなら、私には誰にも負けないくらいの下り坂や惨めなどん底状態の体験があるからです。この辺の話を書き始めるととんでもない長文になりますから省略しますが、ぼんやりと生涯ぬるま湯に浸かっているような退屈な人生を継続するよりも、一度くらいは、もうこれ以上落ちることは無いという所まで落ちてみるのも悪くないのです。

どん底状態にいる時、言葉で語り尽くせない程のしんどい思いをしたけれど、そういう状況に陥らない限り知ることは出来なかった大切な気づきもいっぱいありました。この内容は言葉で語っても理解いただけないかもしれません。

今まで周りにいた人は一人残らずみんな離れて行ってしまい誰も頼りにすることは出来なくなります。自分で何とかするしかない。信じれるのは自分だけだと心の底から思い知ります。

長くなるので結論の部分だけを書きますね。大切なのは、すべてを失ったけど、これだけは絶対に誰にも負けないというものをたった一つでいいからしっかりと握りしめていることです。

何だか負け惜しみに聞こえるかもしれないけど、たった一つのぬくもりを握り締めていることで、もう一度立ち上がって頑張り抜くことが出来るんです。不思議な力で背中を押されるような体験をすることになります。

「誰にも負けないものなんて、私は何も持ち合わせていないよ」と肩を落とす必要はありません。わらしべ長者の主人公の様に、失意のどん底で転んでしまい、その時、訳も分からず偶然握りしめたのが、一本の幸運のわらしべだったというようなことも、ただの童話の中の話だけでではなく、本当に起こるんです。

自分にとって大切なことが何も見えない、何も感じないという場合は、先ずは自分を浄化しましょう。それが早道になります。今まで感じることのなかった感覚が自分の体の中に起こっていることに気付きます。そうなると今まで見えなかったものも見えるようになるのです。

今週末の27日（土）に浄化のワークショップ（大阪）が開催されます。まだお席が残っていますので、どうぞご参加ください。きっと今まで気づくことがなかった本来の自分に気づき自信を深めることが出来るのと同時に、信じられるのは理論や理屈ではなく自分自身に起こる受信感覚なんだということを身を持って理解いただけることでしょう。

行動に行き詰まって身動きがつかず、仕方なく気分転換を兼ねて持ち場を離れ息抜きに出かけるも少しも効果が無く心も体も重いまま。さてどうしようかと頭を抱え込む人の姿が見えます。

今朝の気脈メッセージは「一つの方向に執着し、一つの道にこだわりすぎることは、いずれ停滞を招く」と語っています。こんな感じの停滞に遭遇してしまったら、少し気分転換をしたくらいではどうにもならないのでしょう。

だからといって飛びつかない方がいいと言っているのではありません。個人的には、そこまで自分を突き動かすものと出会ったのなら、果敢に向かっていっても一向に構わないと思います。でも気持ちが一気に冷めたという場合は、きっと見過ごせない理由があって自分には合わなかったのです。その時は撤退した方がいい。

今朝の大切なキーワードは「仕切り直し」です。ドロドロとした液体が溜まった池のようなところから、長い間そこに埋もれていたエネルギーの塊が空中に飛び出す光景が見えます。何の摩擦も制限も抵抗も無くなったエネルギーの塊は自由に動き回れることに自ら気付き、そこから全く新しい進化の歴史を刻み始めることになるのです。

人が置かれている状況で言うなら、身動きがとりにくく効率の悪い、まるでドロのような状況の中でも耐え忍び頑張り続けている人が、このままではいつまで経ってもどうにもならないことを悟り、一念を発起しドロ沼から飛び出し、今まで実現出来なかった自由を得る姿のように思えます。

気脈メッセージが語るメッセージは極めてシンプルです。「あなたが既に見切りをつけたのなら一思いにドロ沼から抜け出すことだ」　いつまでもドロ沼の中に居てはせっかくの力を活かし切ることが出来ないばかりか大切な気力やパワーを使い尽くし、今世で実現できるはずだった未来の可能性まで失ってしまうことになりかねないのです。

「もはやこれまで」と決断したなら、そこから抜け出し新しい場所で仕切り直してみてはどうでしょう。今まで手掛けてきたことを捨ててしまうのは惜しい気もするだろうけど、仕切り直すことで新しい可能性に賭けることは理にかなっているのです。

目の前の状状況やこの先どうなるのといった予測がか全く見通せず、ぼんやりとしているんだけど、「こう進むしかない」と方向を決定し、ためらわずに直線的に進み行く人の姿を感じます。


長ったらしい前置きでしたが、これって一言で言い表すなら「案ずるより産むが易し」ってことですね。後先考えることなく、衝動的に無謀なことに飛び込むのは考えものだけど、先が見えないことに不安を感じ、為すすべなく立ち止まっているのは決して得策じゃないということなのです。

方向性を定め、覚悟を決めて進み行くと、新しい景色が見え始めるのです。そうなると全く読めなかった未来も次第に姿を現し始めることになる。その場面で心も新たに次の作戦を立てることだって可能です。